作ったものとレビューもどきと日常
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初見なのでもう一度見返してから感想書こうかと思ったけど初見の感想と見比べるのもいいかなと思い書く。レビューとかじゃなく自分用のメモとして書いてるので。
主人公がある伯爵に気に入られてから精神病院に入院するまでの話。
伯爵が悪いとかシャルロットが騙したとかではなく、両方正しくてただ主人公の選択が誤っていただけなんだなあと。
自然は万物の母でもあるし創造と破壊を繰り返すものでもあるし。伯爵の言ったこともシャルロットが言ったことも本当だった。シャルロットはこの作品の中で自然のシンボルというか聖女のシンボルとかそういう位置づけなんだろうか。
Lunacyを辞書で引くと「狂気・精神異常・愚行」とある。
精神異常がそのとおり患者のことを指し、狂気がシャルロットや伯爵、院長を指すなら主人公は愚行に当たるのだろう。彼が何もしなければ患者はまた体罰に苦しむこともなかったし伯爵は療法を受けることもなかった。夢の通り拘束されることもなかった。それに墓地で肩を撃たれることもなかっただろうし。
冒頭で監督自らが出演して「自由と保守。二極の悪いところをとったところがこの世だ」みたいなことを言っていた。
肉と鶏が印象的だが、何を象徴するのかがわからない。舌同士の性交や包帯に巻かれた肉片から察するに人間なんだろうとは思うが。ひき肉は患者で鶏がもともと病院に勤めていた人たちなのだろうか。患者を食物にしていた院長らが反撃にあい閉じ込められているうちに同じ精神異常者になってしまったみたいな。
しかし肉がすごくまずそう。この監督食べることが好きじゃないという話を聞いたけど。
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25時の講演会
967による色々なメモ。評論の勉強とかしてないし手芸の勉強もしてないんで全部好き勝手してます。